マーケティングの悩みに1週間プロが伴走するプラットフォームサービス「ProSession(プロセッション)」では多くの専門家が活躍しています。ProSessionでどのような相談が可能なのか、また、ご相談内容に対してコンサルタントがどのように向き合っているのかを、ProSession内での実績No.1のコンサルタント松田有美さんに聞きました。
目次
プロフィール
エコノミストインテリジェンスユニット(シンクタンク)シンガポール勤務を経て、2018年に独立しフリーコンサルタントとして活動開始。
現在は北欧スウェーデンにて自身のビジネスコンサルティングファーム「YMF Consulting」設立。ヘルスケア領域を軸にスタートアップから大手企業まで幅広いクライアントへの事業戦略の立案から実行実現までを総合的にサポートしている。
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カジュアルに質問が繰り返しできるのがProSessionの魅力
―ProSessionでは、どのような方からの相談が多いのでしょうか。
スタートアップ初期の起業家の方や、会社内で新たに新規事業の担当になった方からのご相談が多いです。
「こういうビジネスを考えているのですがどうでしょう?」という壁打ちにご活用いただいたり、「社内に相談先がなくどこから手をつけたらいいかわかなくて」という最初の1歩をご相談をいただいたり、まずは聞いてみよう! というざっくりとした内容でのお問い合わせも多いです。
―カジュアルな雰囲気で相談ができるのですね。
はい。1問1答ではなく何度もラリーができるので、気負わず気軽に相談をはじめられるのがProSessionの特長です。
質問を書いてるうちに質問者様ご自身の整理ができることもありますし、第三者の意見が入るとより全体を俯瞰して見られるので次のステップも見えてきます。
こんな質問をして大丈夫かなどと不安にならずに、ぜひご相談いただきたいです。
「プロに頼むとこんなにクリアになるのか!」と思っていただける回答ができるようにしっかり対応いたします。
クライアントが言語化できていない課題も先読みして提案する価値
―コンサルタントとして松田さんが相談を受けるときに心掛けていることを教えてください。
「正確な回答」と「プラスαのご提案」です。
正確さは、求められたことに正しく確実に対応するという最も基本的な部分です。
簡単なご質問であっても、デスクトップリサーチを行うなど根拠を持った上で、慎重に回答を作成しています。
しかし、わたしが特にこだわっているのは「プラスαのご提案」です。
ご質問をくださるということは、何か課題や思うところがあるということ。
文章には表れていない課題や要望まで汲み取り、追加で検討したほうが良い観点なども補足するようにしています。
―では、最初は質問者の方が想定していなかったことへ着地することもあるのでしょうか。
もちろんあります。むしろそのほうが成功かもしれません。
頼まれたことに正確に答えるのはもちろん必須ですが、それを超えた提案にこそ価値があると考えています。
―質問者も言語化できていない課題についてまで提案していくことは相当難易度が高いと思います。どのようにしたらそのようなプラスαの提案ができるのでしょうか。
例えば同じ質問でも、起業直後のアイディア段階と、すでにプロトタイプを作成している段階では、質問者の方が求めている回答は異なるはずです。
また、スタートアップ経営者か、社内の新規事業担当者か等、立場が違えば必要な回答が異なるでしょう。
相談内容以外の事情を理解すると、質問の文章には書かれていないけど必要なことが見えてきます。
―なるほど、完全に「オーダーメイド対応」なのですね。
その通りです。一般的な回答をして「それができたら苦労しないよ!」という絵に描いた餅を提案してもお役に立てません。
質問者の方の個別の事情と、これまでの新規事業やスタートアップ起業の支援経験から得た知見を組み合わせ、具体的かつ現実的なご提案をすることを意識しています。
提案のあとの実行フェーズにも、ゼロから業務を組み立てるメンバーとして参画
―ProSessionでは、オープンな掲示板だけでなく、個別ダイレクトメッセージでもやりとりが可能ですが、個別ではどのようなご相談がありますか?
オープンスレッド(公開Q&A)では相談しづらい具体的な内容を含む場合はDMの方がやりとりしやすいですね。
ProSession内で公開しているプロフィールや、実績、ポートフォリオ等をご覧になって契約を見据えた案件のご相談をいただくことも多くあります。
その場合は、zoomで現状抱えている課題や要望、ご予算をヒアリングし、今後必要なリサーチ等のタスクをご提案しています。課題解決に向けて一緒にタスクを作り上げていくイメージです。
―担当者と二人三脚ですすめていくのですね!
小回りのきいたご提案や関わり方ができるのは個人コンサルタントの利点です。
ご要望があれば提案が終わったあとの実行フェーズも、メンバーの一員として稼働することもあります。
その期間だけメンバーを増やしたいという要望に応えられるのも個人コンサルタントならでは。最後まで結果が見届けられることは大きなやりがいです。
―コンサルタントが、提案だけでなく実行フェーズまで関わることもあるとは知りませんでした。実行フェーズではどのような業務をされているのですか。
事業立ち上げの時期は日々新しい課題が出てきます。
また、業務もルーティン化されておらず都度考えて実行しないといけない業務も多い。
そんな中で、業務依頼をまとめるのは難しいし時間もかかります。
ですので、クライアントから指示されたタスクを処理するというよりは、状況を見てこちらからできることを提案して取り組むことが多いです。
立ち上げ業務が安定したら私のミッションは完了。ゼロの状態から業務を組み立てることが好きなので、やりがいを感じます。
英語でのリサーチや資料作成も可能
―松田さんは海外在住で、英語も堪能だとか。英語での業務も行っているのでしょうか。
はい。海外には合計で10年以上在住しており現地企業で働いていた経験もあります。
英語でのリサーチや文書・プレゼン資料作成、翻訳等も行っています。
私の得意とするヘルスケア業界は特に、日本語では最新の知見が見つからないこともあります。英語が必要な業務も、ぜひお任せください。
―最後に現在マーケティングでお悩みのある方にメッセージをお願いします。
当事者は、どのように始動させればよいのか、どのようなプロセスを経ればいいのかという部分だけにフォーカスしがちですが、幅広く様々な視点から俯瞰することが重要なこともあります。
そのような時は行き詰まる前に第三者のコンサルタントに頼るのも一つの手です。
まずはどんなことでも質問していただくことから始まります。様々な経験を持つプロがお力になります。ぜひProSessionにてお気軽にご相談ください!
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<インタビュー・文 いずみの編集室>